これが介護保険?

10年間 癌と戦ってきた母が、病院で言った一言、 「一度、家に帰りたい」私達家族も何とかして家で最期を迎える様にしようと決断を致しました。主治医は、1日ぐらいなら何とか出来るかもと温かい言葉を頂きました。しかし、自宅には、看護用ベットがなく、相談すると、まずは介護認定を受けないとなんともならないと言われました。直ぐに、名古屋市の福祉課へ行くと、認可をするのに早くて1ヶ月 遅いと2ヶ月ぐらいだねと、当然他人ごとです。すでに、1日1日と悪化していく母を見ていましたので、いち早くという気持ちで、「どうしてそんなに時間が掛かるのですか?」と尋ねると、まずは、本人に会ってから面接・調査をして有識者の会議で認定を決めるので、すごく時間が掛かる「順番だから無理」と言われました。緊急性は無いようです。病院のベットの母を見れは誰でも分かる状態です。後日、調査の方はマニアル通りに名前は?生年月日は?手上げれる?立てる?全部無理です。えーと思いました。この姿を見て把握できないのか不思議です?それとも仕事なんでしょうね?尊厳も何も無いのでしょう。結局、認定は下りる事もなく、他界してしまいました。母の遺品を整理していると、介護保険料は最高額を支払っいましたが使うことが出来ない(使わせない)システムの介護保険です。皆さん、国は何も助けてくれないので、私の母のように我慢する(社会の世話にはなりたくない)ではなく 直ぐに区役所へ行って介護認定をしたほうが良いですよ。窓口の方が言うには、「私たちはシステムをよく知っているから早めにやっているよ」と言われました。現場で働いているので当たり前です。情報がある方は、上手く得になるように利用しているようです。今回の教訓から、自身に置き換えると「自分の身は自分で守る」 最期の死まで!正直に一生懸命に生きている方が馬鹿を見る社会ですね。使えない保険なら 最初から自由制度にしたら良いと思います。老後のために貯蓄して、管理して、自分自身に使う。きっと、税収入の為の名前だけの税なんでしょうね!?

第110回 博多織求評会

行って参りました。福岡県福岡市で開催されました第110回 博多織求評会へ社員研修を兼ねて投票してきました。博多織の組合員の皆さんが年に一度の作品発表の場ですね。目新しい作品がいっぱいありました。こなんの素敵だね!あれ良いね!これ可愛い!と楽しく投票を致しました。その後、各メーカー工場見学へ出掛け、職工さんから、丁寧に帯が出来上がるまでの行程の説明を受け、現場の織り機を見て、またまた感激を致しました。博多織は縦糸がきつく貼られ、締めやすさはここから出来上がるのでしょうね。続いて、新作の商品をいっぱい仕入れて名古屋へ戻りました。8日木曜日を臨時休業して本当に申し訳ありません。しかし、確りとお値打ちで良い商品を見て参りました。入荷しましたら是非、ご覧下さいね!

第110回 博多織求評会

機屋見学

確かに大変なお仕事です。