母の着物を着たい

小さな頃 母親がよく着ていた着物を「自分の寸法に直して着たい」とよく相談をされます。「親に、にない子は鬼子」といったことわざがありますが意外に親子て似ているものです。昨今、体型は似ているのですが栄養事情が良いので身丈と裄が問題になります。着物は、何度でも作り直しがきくのですが、ここでは布巾と布丈が問題になります。ほとんどの方が、お母さんよりもお子さんの方が大きいパタンで、逆のパタンは、お直しも楽なんですが・・
裄を直す時は、縮めるのは縫いこんでしまえば良いのですが 出す方は、今までの折山に筋消し加工をします。髪の毛にパーマをかけるのと同じ方式で、酸につけて柔らかくしてから伸ばして中和して平らに戻す方法です。次に大変なのが、箪笥に入れて管理していても染料が焼けて(箪笥やけ)で出ている部分が色あせる事があります。その場合は、色あわせ加工をして目立たなくします。

お母さんが好きな色や柄は、その子供であればきっとお似合いになると思います。もし、母の着物を自分用に直す場合は気楽にご相談下さい。
加工方法や費用の見積もりをとってからどうすれば一番良いのかを決ればよいと思います。予算で加工方法も変わって行きます。どこまでするかです。http://www.kimono-japan.jp/contact/index.htmlhへご相談を

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