湿気対策て何か良い方法あるの?

着物は湿気が大敵です。特に良い着物の代表 絹です。ポリエステルは全然心配はいりませんね 綿も心配ですがお値段が安いから いいやかも。しかし 頑張って購入した絹の着物を湿気が元でカビを生やしては大変な事になります。
どうしたら湿気から着物を守る事ができるのでしょうか?
前回にもお書きましたが よく晴れた乾燥した日が続きそうな時に箪笥の蓋や引き出しを開けておきましょう。1日中 空気の入れ替えをすれば 結構乾燥します。忙しくて土用干できない方もいること思います。そんな忙しいあなたに持って来いの方法です。出来たら少し窓を開けて空気の流れを作るともっと効果があります。http://store.shopping.yahoo.co.jp/kimono-japan/kks05352-01.html
続いて 防犯上 窓を開けておけない方や箪笥の開け閉めも時間が無い方は 乾燥剤を入れるのも一つの方法です。きもの保存剤(シリカゲル)シートがあります。

状態によって違いますが半年ぐらいは持ちます。シートの中にお知らせ目印があり 青からピンクに変色すると「もう~湿気吸えない」と知らせてくれる優れ物です。よく きもの保存剤を買い替えに見えるお客様がありますが きもの保存剤は半永久的に使えます。捨てないで下さい。お知らせマークもそうですが 手で持って重いな と感じたら その時が入れ替え時期です。使っていたシリカゲルを太陽で熱くなった車のボンネットへでも載せれば 水分が無くなりまた使えるようになります。

マル秘情報ですが きもの保存剤の中身はシリカゲルです。これて お菓子の乾燥剤と同じでは・・・費用を掛けたくない方は 流用してもOKかも、しかし 着物用では無いので着物の上に直接使うのはやめた方がいいです。着物から離して箪笥の隅に置いて下さい。絶対にダメ・禁止は、海苔の瓶などの入っている石灰のタイプは使用しないで下さい。 これは湿気を吸うだけで逃してくれません。ひどい例ですと 水分を吸いすぎて乾燥剤自体にカビが生えてしまいます。何はともあれ 着物に直接載せることだけは厳禁です。そんな心配までして とお考えの方は 板状になって紙に包まれたきもの保存剤を利用して下さい。そうそう 一番最初にしなくてはならないことは 着た後 必ず影干しして汗を飛ばしてから箪笥にしまってくださいね


 

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