会話で使う 着物の名称

普段は、ほとんどの方が、洋服で生活をしていると思います。着物愛好家の方で「着物しか着ませんよ」 といわれる方は毎日着物を着て頂いていると思います。私どもにとっては、年中お着物ですごして頂いてる方は、本当に感謝致します。街でかっこよく着物を着て頂いている方をお見かけすると見とれてしまいます。また、着方もですがコーディネートの上手な方も「センスがいいな」となめる様にみてしまいます。仕事病なのでしょうか?センスて、難しいですよね? 色の合わせ方や柄の合わせ方てそれぞれ好き好きがあります。色々と試してみて他人からの評価を頂くのが一番勉強になるかも知れません。私たちも、お客様との好みの違いで落ち込む時もあります。外面的な容姿と内面的な気持ちとは結構づれがある場合があります。お洋服のコーディネートで言われいることで 内面がやさしく気持ちが弱い方はスーツなどのお堅い服装を好み 内面が確りした方は、かわいいフリルがいっぱい付いたお洋服を選ぶといわれます。内面と反対のものを選ぶなんて聞いた事があります。着物選びの最初は 色になると思います。着物姿は着物が全体を覆うので一番最初に選んで行きます。続いて帯・そして半衿や重ね衿・帯締め帯揚げといった順で 面積を多く占めるものから順番に選んでいくことが多いです。たまに 「この帯 気に入ったわ」と帯から入る方も見えますが殆どの方が着物選びに一番時間をとります。自分色を探し出す事が個性の始まりでしょう。さて 普段お洋服で生活していますが 会話の中でいっぱい着物の箇所が出てきます。「袖触れ合うも多少の縁」「衿を正す」「袖の下を頂く」「袖を振る」など 洋服にはない袖と言う言葉が使われます。日本人には、「はごろも伝説」からきたといわれている袖を大事にする文化です。袖には神様が宿ると言われ、お袖については色々な形で言葉や言い伝えが今でも残っているのでしょう。
振袖は袖が長く 留袖は袖が短い 袖には縁を結ぶ力があるので 未婚の女性は長い袖の着物を着てたくさんの良いご縁を得る。また結婚した方は、だんな様に一筋ですよの意味を含めて 止める袖→留袖になったとか。今の時代でも結構着物の名称として使われています。身近な言葉で探していただけると面白いですね

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